ガスケットとは、目地の一種で、パッキン状の目地のことです☝
通常、サイディングの目地にはコーキングが使われますが、積水ハウスやトヨタホームなどではガスケットが代わりに使用されます
ガスケットは、外壁のパネルのデザインや模様、色に合わせて形状が調整され、外観になじむ部材として利用されます😊
●耐久性が高い…耐用年数が20~30年と長寿命。
●パッキン状になっている…工場で製造され形ができている。お家を建てる時に外壁の間に目地を埋め込む。
●劣化すると浮いてくる…紫外線や地震の揺れで浮いてくる。
●耐用年数は7~10年…外壁塗装時に交換が必要。
●液状のゴム剤…現場で打ち込んで施工する。
●劣化するとひび割れる…紫外線で劣化しひび割れる。
見た目の違いは、コーキングが一色であるのに対し、ガスケットは下の画像のように模様があることが多いです。
触った感触の違いは、コーキングはゴムのように柔らかく、ガスケットは固くてしっかりしています❗
①上から塗装
ガスケットのメンテナンスは基本的には上からの塗装です☝
ガスケットは高寿命なため、外壁塗装と同じタイミングで塗装を行ないます。
目地交換の手間や材料費が削減できるので、一般的な外壁塗装よりもお得に工事出来ます。
②ガスケットへ交換
ガスケットが劣化してしまっている場合は、現在の目地を撤去して、新しいガスケット目地に交換します。
交換する際は、現状の外壁とデザインが合うものを選ぶことをおすすめします💁♀️
業者と相談して新しい目地を選んでいきましょう☺
③コーキングへ交換
お家の構造的にガスケットへの交換が難しい場合があります😲
そういった場合は既存の目地を撤去してコーキングを打ち込んでいきます。
●塗装後のブリード現象
ガスケット目地を塗装する時は、ブリード現象に注意が必要です🧐
ブリード現象とは、塗装後に変色したり、ベタベタしてしまう現象のことで、ガスケット目地に含まれる油分と塗料が反応して起こります。
ブリード現象を防ぐためには、塗装前にガスケット目地の上に下塗剤を塗っていく方法があります。
ブリード現象が起きないように適切に対応してくれる業者だと安心です🤗
●交換できないケースもある
外壁の構造によっては、ガスケット目地への交換が出来ない場合もあります。
具体的には以下のようなケースです。
・同じガスケットがない
・構造的にサイディングの脱着が必要だが、外したらサイディングが割れてしまう可能性がある
・構造的にガスケットが外せない
上記の場合は、コーキングへの交換、またはガスケット目地の上からの増し打ちが必要になります。
状況に合った提案をしてくれる業者を選びましょう☺